MORIYUKI OCHIAI ARCHITECTS
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Jul 1, 2025

MEDIA / NIKKEI DESIGN (JAPAN) – Wire-Mesh Tea Ceremony Room –
MEDIA / 日経デザイン 7月号の表紙および特集掲載 - Wire-Mesh Tea Ceremony Room -

日経デザイン7月号の表紙および特集に掲載されました。

詳細はこちらからもご覧いただけます。

「価値再定義」の技術 第6回/全9回
古くてダサい「金網」がアート素材に デザイナーとの協業で新価値
→日経クロストレンドへのリンク

【掲載見出し/タイトル】
「再定義」の技術
消費者のライフスタイルや市場の大きな変化は、ブランドや商品にとってピンチにもチャンスにもなる。
既存の価値やポジショニングを再定義し、ヒットや市場開拓につなげている事例から、「再定義」の技術を学ぶ。
-金網がアート素材に、安心・安全から「心地よさ」へ-
金網を、心地よさを生み出す素材として再定義し、デザイナーと協業しながら新しい市場やニーズを開拓している。
「ひし形金網はアート素材としても使用されている。展示会で茶室をテーマとした抽象的なインスタレーションを発表」
「秩序を保ちつつ柔軟に形を変える金網の特性を用いて、光の霧のような空間を創出した作品」
等、紹介いただきました。

 

 

【金網の茶室】

「金網の茶室」は、ひし形金網という工業素材を用い、茶室という伝統空間を再構築した試みである。

金網を幾重にも重ねることで、そこには「モアレ」と呼ばれる視覚的干渉が現れ、静謐さと躍動感が共存する「光の霧」の揺らめく空間が姿を現す。

茶室という空間は、元々「囲い」としての閉じられた小宇宙から出発した。その原初的な概念を継承しつつ、神秘的な輝きと深い奥行きを内包しながら、静寂と動的な視覚体験を共存させ、閉じられながらも無限に開かれた「金網の間(MA)」として人々の創造性と感性を解き放つ空間装置の実現を目指した。

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